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珍しいお話~子どもの情景から

まず演奏する人は、この曲の何が珍しいのかというのを決めなければなりません。
珍しいお話は、とても短い時間の中でさまざまなムードが入っている曲です。
ある時期、シューマンとショパンはお互いに尊敬しあっていました。
シューマンはカーナヴァルのある曲の中でショパンの肖像を描き出しています。
またシューマンは彼のクライスリーナをショパンに捧げられています。
そして同じ頃に、ショパンはヘ長調のバラードをシューマンに捧げているのです。
シューマンは「珍しいお話」をマズルカとは呼んでいませんがこの曲は、マズルカの踊りの要素を全て備えています。
そのことを認識すると曲を演奏するときにテンポや、アクセントを決めるのに役立つのです。
「珍しいお話」はむしろ、ショパンのマズルカを弾くような感じで演奏するといいのです。
冒頭のモチーフの扱いはすごく複雑です。
最初の4小節の中に5音基礎のモチーフが3回出てきます。
1回目のモチーフの提示は早い装飾音符♪(かざりの音)でリズム的に短くされて4度を含むF#ファの#(シャープ)の音、Bシのb(フラット)の音、Aラの音、Gソの音、F#ファの#の音です。
和声上6度の間に4度が入ると三和音を形成して、これはシューマンの子どもの情景から満たされた幸福、大きな出来事、トロイメライ、きまじめの曲で新しいことを開拓します。
でも、Dレの音より、F#ファの#の方が旋律であるために大切でDレの音による6度音程は、ささやかな提示にしか過ぎないのです。